予想を超えた政略結婚


マジかーマジかーと
高ぶる気持ちを抑えて
玲華の眠るベットへ戻った。


そして自分が玲華にした発言を反省する。


ごめんね
偽装結婚だとか言って
ごめんね
好きになられたら困るとか言って
ごめんね
ごめんね。


結局眠れずボートしていると
「えっ!!!」
と玲華が目覚めて驚いた声をあげた。


「お・起きてたんですか?」


「ああ・・・」


「いつから?」


「ほとんど寝てない
玲華の寝顔見てると面白くて
寝るのが勿体無くて」


「面白い?変な顔してましたか?」


「色々と・・・」


「もぉーーー!いやだぁー」


恥ずかしそうに丸くなる玲華。


「れ・い・か」と肩を持ち
自分の方へ向きを変えさせようとした。


「もぉーーー
もう魔法は解けました」


魔法か・・・。


「恋人ごっこは終わってますよ
ありがとうございました
幸せでした」


「魔法は解けた・・・か
シンデレラになった気分か?」


「そうですね
最後に幸せをありがとうございました」


「はぁ。。。」


事実を話そうか
いつ切り出そうか。


「ため息つかないでくださいよぉ〜」


「はぁ。。。」


どうしようか?


「酔いが覚めて目の前に
変な女と寝ててガッカリきてるのは
分かってますよ
お互いかなり酔ってましたし
お互い了解済だったんで・・・
これからはお互い結婚するんだから
二度とこんな過ちをしないように
あまり飲みすぎないようにしましょうね」


「お前なぁ。。。」


と強く抱きしめた。


「まだお酒抜けてません?
大丈夫ですか?」


「大丈夫じゃない
頭痛いし二日酔い真っ最中
ただ玲華が欲しい」


「え???あはは
ダメですよぉ〜」


可愛くて愛おしくて
離したくなくて
朝から玲華を抱いた。


お風呂から上がったら
ちゃんと話そう。


がしかし
お風呂から上がると彼女は


夢をありがとうございました
これから先どんな事があっても
頑張っていけそうです
幸せな気分にさせて頂いて
感謝してます
お元気で  玲華
と書き置きをして部屋から
居なくなっていた。


でもすぐに会えるから。。。
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