1線超えたお兄ちゃんとの恋物語

〈side 咲良〉
夏祭りの花火を見てからその日は帰った。

次の日、学校へ行ったら女子3人が私を呼んだ。


「うちら何で呼んだか分かる~?」


「分かりません。」


「はぁ!?私たちは蓮くんのファンなの。ファンクラブはルールがあってお前が抜け駆けしたからみんなが騒いでるんだよ。そんなにヤりたいなら私たちが相手を準備してあげたから感謝しなさいよ!」


って言って私を空き教室に押し入れた。

中には大学生くらいの男子が3人いた。


「こんな可愛い子とヤれるの?」


「楽しそう。」


と言ってその3人は近づいて来た。

1人は私の相手を、1人は私の両手首をつかみ、1人は私の監視をしている。


「や……やめてっ……」


彼の手が私の膝に伸びたとき───

バン!、と扉が倒れてきた?!
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