1線超えたお兄ちゃんとの恋物語

気づいたときには奏くん、柚くん、蓮がいて1人1人についている。

しかもみんな暴力を振るいそうな勢いで。


「暴力はダメっ!ダメだよ……」


涙目で言ったらみんなが止まって私の方を見た。


「「「っ……」」」


私の言った言葉に動揺している。


「わ、分かった。帰ろ。」


と奏くんが言った言葉で帰ることになった。

教室の外に出ると凛と蓮のファンクラブの人たちが言い合いしてた。


「そういう感じで奥でしかできない人ってモテないと思いますよ~?」


「「「わっ私たちはモテようとしてない!」」」


「蓮は正義感のある人がタイプって言ってたよ。ねえ蓮。」


「え?そうだよ。でも君たちの顔、好みだね。」


蓮の作り笑い嘘臭っ!

それでうっとりしてる女子たち怖っ!


「じゃあこれからはこんなことしないでね。」


「「「はい!」」」


「じゃあ帰ろ。」


と蓮が話をまとめてくれたおかげですんなりと帰ることができた。
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