―――ファッション―――
―――
『―――あはははははは・・・何だ?チャラオ君を思い出して、叱られたの?御前らしいな。』
『―――ちょっと、笑わないでよ・・・こっちは、大変なんだから―――。』
そう―――正樹に頼っては行けないし、彼も大学を休むわけにはいかない。彼女はむくれており、ベッドに横になった。自分はアパレルの仕事をしたいのに、地味な服装しかない。自分に似合う服が、分からない。自分が入学医師てから、半月が経った。友達はいるももの、彼女達はバリバリ、化粧をしていた。凛は『―――私に・・・似合う服、どんなのかしら?ある分だけ、着てみようか。』と、起き上がった。凛は自分の部屋をあさっており、自分の似合う服を探していた―――。
仕方ない、買いに行くのも、ルール違反だし、これで行くしか、無いか?―――と、見付けた。
それは、母親が若い頃に、着ていた服であり、一度来てみたら、似合うじゃない、と言われた。これは、茶色いワンピースで、夏に丁度良い、服であり、化粧もしてみると、案外と簡単だ―――。
彼女はふーっと、緊張を解くと、『―――お・・・良いワンピースだな・・・』と言った―――。
彼女はワンピースを着てみると、二かッと笑った。これなら、馬鹿にされる事は、ないだろう。
母親が入って来ると、『―――あら・・・それを、着ていくの?良いじゃない・・・』と言った。
凛ははっきりと、『―――良かった・・・感想だけは、言ってもいいみたいだから―――。』と笑った。
此のワンピースを綺麗に仕舞いこむと、一週間後、楽しみにしているように、はっきり言ってやった。

―――楽しみに・・・しているわ―――

ありがとうございます―――
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