子連れシンデレラ(2)~スパダリ社長の独占欲は極上の愛~
「でも、本当に筒見社長を見ていると拓郎と重なる…顔は一卵性の双子だから同じなのは分かるけど…目を瞑って声を訊けば…言葉遣いは違うけど…声の質も拓郎と同じね…」


「そうですか?」

「えぇ―・・・」

箱の中は拓郎との想い出の品で溢れていた。


私が『クリスタル』に就職して、初めて貰ったボーナスでプレゼントしたブランド物の腕時計も入っていた。
「この時計」
「あ・・・凛香さんから貰ったブランド物の腕時計だって、私達に自慢していたわ…」

「へぇー…」


「やっぱり…拓郎のモノを渡すのは筒見社長に悪いかしら?」

「え、あ…いえ・・・大丈夫です…引き取ります…」

「・・・また…遊びに来てくれたら、嬉しいわ…凛香さん」

「あ、はい…また、遊びに来ます。今度は玲也を連れて、三人で遊びに来ます」

「・・・ありがとう…凛香さん…楽しみにしてるわ…」



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