子連れシンデレラ(2)~スパダリ社長の独占欲は極上の愛~
長谷川社長が帰った後、複雑な表情を浮かべる私柊也さんが話し掛けて来た。

「凛香…」

「…拓郎と柊也さんが双子の兄弟だと言うのが事実なら、私は…」

「・・・俺の顔を見ながら、死んだ拓郎と凛香が重ねていると考えると時折、切ない思いをした・・・でも、俺と拓郎が双子だった思えば…何だかその切なさも幾分が和らぐ気する…」

「私は…拓郎と柊也さんは全くの別人だと思っています…」


「…顔は同じだけど…育った境遇は違うからな…俺は泳ぎが苦手で…海に潜るのは自殺行為だと思っている」


「拓郎と柊也さんの大きな違いはそこですね…」

「・・・凛香…俺達はやっぱり・・・運命的な出逢い方しているんだな…」

「柊也さん…」

「俺は益々君を幸せにしたくなるよ…凛香。拓郎と兄弟だと知った以上・・・俺は絶対に君を離さないぞ…拓郎の分まで君を愛し続ける」

「柊也さんってば…」

「…愛してるよ、凛香」

―――柊也さんの愛は本当に極上の愛だ・・・



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