ズルくてもいいから抱きしめて。
「ふわぁ〜〜〜」
目が覚めて、私は大きく欠伸をした。
私、遂に天城さんとしちゃったんだ、、、
昨夜の色っぽい顔を思い出してしまいそうになり、慌てて打ち消した。
隣で眠る天城さんの顔は、いつもの“キリッ”とした顔でも昨夜の色っぽい顔でもなく、少しあどけなさが見えた。
なんか可愛い、、、
私は天城さんの髪にそっと触れ、頬にキスを落とした。
「どうせなら口にしてくれても良かったのに。」
「えっ!?」
驚いて見てみると、先ほどとは違い天城さんの目はしっかりと開けられていた。
「天城さん、起きてたんですか!?」
「お前が目を覚ます前から起きてたよ。それより、、、」
何かを言いかけて、天城さんは私のことを抱き寄せた。
「もう名前で呼んでくれね〜の?昨夜はあんなに可愛い声で俺の名前を呼んでくれたのにな。」
「えっ?名前?あっ、えっと、、、」
「姫乃、、、ちゅっ、、、姫乃、、、ちゅっ、、、姫乃、、、」
天城さんは私の名前を何度も呼んで、唇にキスをした。
「もう!分かりました!分かりましたから、、、樹、、、さん、、、」
「良くできました。」
樹さんはとても嬉しそうに、私の頭を撫でた。
『樹さん』と呼ぶのはまだ恥ずかしい。
でも、いつか当たり前になるぐらい、何度も何度もお互いの名前を呼び続けていたい。
目が覚めて、私は大きく欠伸をした。
私、遂に天城さんとしちゃったんだ、、、
昨夜の色っぽい顔を思い出してしまいそうになり、慌てて打ち消した。
隣で眠る天城さんの顔は、いつもの“キリッ”とした顔でも昨夜の色っぽい顔でもなく、少しあどけなさが見えた。
なんか可愛い、、、
私は天城さんの髪にそっと触れ、頬にキスを落とした。
「どうせなら口にしてくれても良かったのに。」
「えっ!?」
驚いて見てみると、先ほどとは違い天城さんの目はしっかりと開けられていた。
「天城さん、起きてたんですか!?」
「お前が目を覚ます前から起きてたよ。それより、、、」
何かを言いかけて、天城さんは私のことを抱き寄せた。
「もう名前で呼んでくれね〜の?昨夜はあんなに可愛い声で俺の名前を呼んでくれたのにな。」
「えっ?名前?あっ、えっと、、、」
「姫乃、、、ちゅっ、、、姫乃、、、ちゅっ、、、姫乃、、、」
天城さんは私の名前を何度も呼んで、唇にキスをした。
「もう!分かりました!分かりましたから、、、樹、、、さん、、、」
「良くできました。」
樹さんはとても嬉しそうに、私の頭を撫でた。
『樹さん』と呼ぶのはまだ恥ずかしい。
でも、いつか当たり前になるぐらい、何度も何度もお互いの名前を呼び続けていたい。