太陽のように明るい君に。
仕方なく、そうだよね
あんなに格好良い人が、私と友達なんて...
「目障りだから、太陽に近付かないで」
「太陽は皆のものなの」
白石さんたちは私を睨みつけながらそう言って
けど、【皆のもの】という言葉が私は引っかかっていた
「暁くんは、物じゃない」
ぽつり、思ったことを無意識に口に出してしまい、ハッとして顔を上げると、顔を歪めた白石さんの姿
「あんた、生意気...!」
そう言って片手を上げた白石さんに、叩かれる...!と両目をギュッと瞑る
「ちょっと、何してんの!?」