幸せアプリ
私はさっきの女の子を探そうと、
辺りを見渡した。


あれーーーー?


居ない。

んなわけない。
だってーーーーーー




「どした?
リサ」



大河が、私に聞いた。

ドキリ、とした。


だってーーーー私は。。




大河が好きだったからーーーーーー。





「あ、うん。
さっき、女の子だった気がするって話していた女の子、探してるけど居ないからーー」




そうーーーー。


ドアが、開く音なんかしなかった。



「あー、そう言えばなんか引っかかる声だったな」





大河も気づいた。


そしたら私も私も、と手があがる。



そうーーーーーーーー



「「「あの声に似てるーーーーーー」」」




皆、口を揃え言った。


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