危険な溺甘同居、始めます!
はぁ……とため息をついた。
なんでこんな気持ちになってるの……なんでこんなに痛いんだろう……
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「一華??」
「……あっ!!彼方くん??」
洗面所で歯磨きをしているといつの間にか私の後ろにたっていたらしく話しかけてきた。
「大丈夫??」
「え??なんで?」
「何かあったでしょ。分かりやすい」
「……っあ、」
顔に出てた……??
でもこんなこと彼方くんに言えるわけない。迷惑かけるだけだから。私が解決しなきゃ。
「……ううん!大したことじゃないよ!」
「……本当に??」
「うん!心配してくれてありがとう」
心配そうな顔を私に向ける彼方くんを見て胸がぎゅっとした。
優しいなぁ、彼方くんは……。