俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~


「結菜…。よかった気が付いて。」

目覚めるとホテルのベッドの上で、そばには隼斗の心配げに覗き込む顔があった。

「一気にいろんなこと言いすぎたな。ごめん。俺自分のことしか考えてなかった。」

隼斗は落ち込んでいるようで、シュンとしている。

ちがうの…ちがうんだよ。隼斗。
何から…どう説明しよう…?

「隼斗。結子はね。生きてるの。」

わたしは何から説明したらいいかわからなくて唐突に言ってしまった。

「あー。それ。さっき意識失う前にも言ってたけど、俺を慰めてくれようとしてんなら大丈夫だから。」

「違うの…。本田結子(ほんだゆうこ)はわたしなの。」

わたしは隼斗の瞳ををまっすぐにとらえた。

「え?」

隼斗の表情が驚きのそれに変わる。

「わたしも何から言ったらいいのかわからなくて、思い出したばかりだから混乱してるんだけど…」

わたしは言葉を選びつつ話しはじめた。

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