俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
~橘結菜side~

突然新しい部署に異動となり、風波部長からは初日にミーティングルームに呼び出された。

「これがどういうことかわかってるわね?」

ニコッと笑いながらも目の奥には隼斗の前から去れという無言の怒りの眼差しがつきささる。

「あなたは優秀なサポートエンジニアよ。わたしの下でずっと働いてもらうわ。」

結婚なんてさせないと言っているように聞こえた。

「よろしくお願いします。」

わたしは絞り切るような声でそれを言うのがやっとだった。

「あなたには北海道のメタリ物流の担当をしてもらうわ。うちの大型顧客だからあなたくらい優秀じゃないと務まらないのよ。」

にこっと冷たい笑顔を向けられる。

メタリ物流…
全国的に有名なお酒のメーカーの物流をやっている会社だ。
そこがうちのクライアントであることは京都にいたときから知ってはいたけど…

わたしが担当になるなんて…

けど…本社の北海道にしか行かないんだから…関係ないか…。


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