俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
しばらくしてマンションの扉を開け閉めする音がした。

ほんとに去ってくれるのかどうか…
あんなオンナの言うことを信用は出来ないが、とりあえず今回は帰ってくれた…。

ホッと胸をなでおろした。

睡眠薬…かなり飲ませやがった。

時計を見るともう昼を回っている。
まだカラダが動きにくい感じがした。
体内からクスリを出したくて水をコップに3杯ほど煽ってトイレに行った。

だいたい睡眠薬飲ませたカラダでオンナ抱けるかっての。
バッカじゃねぇの?三鷹って。

気持ち悪かったので、シーツを剥がして、洗うのも面倒だしゴミ袋に放り込んだ。

替えのシーツがあったはず。
いつも結菜がどこにしまってたっけな…?

そういえばもうあいつ北海道から帰って来る頃だ。
連絡してみるか…。

四苦八苦してシーツをはめるのに30分ほど格闘して、やっと綺麗にはまったところで結菜に連絡してみた。

だいたいシーツなんて日ごろはめたりしないから、まったくどうやったらよいのやら…。

ん?

地下にでもいんのか?

何度かけても

『この電話は現在電波の届かないところにいらっしゃるか、電源が…』

となるばかり…

結局もう夜になってしまった。

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