俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
部長のするどい目がわたしの目を射抜く…。

わたしの頭の奥にその視線がつきささると、わたしは部長から目をそらすことができなくなった。

そういえばこのセリフ…
前にも1回聞いたことあるような…。

けれど今は、そのときよりさらにこの言葉が心の奥に突き刺さる。

心臓がドキドキと音をたてはじめる。

やめて…わたしの心の奥に入ってこないで…
って思うけど…制御が効かない…


あー…わたしはこのオトコから…きっと…離れられない…。


しばらくそのまま見つめ合っていたに違いない…
ふっと部長が笑って視線をそらした。

「まあ、神谷終わるまで3年、一緒に仕事すんだから…。」

「はい…。」


そうだ…毎日のように職場でこのオトコと顔を合わせるのだがら…
絶対…
絶対…


「いいのか?」

部長がミネラルウォーターのグラスを口に運んだ。
「何がですか?」

「3年間結婚できないぞ。お前、あのとき、30歳までに結婚して…って言ってたじゃないか。」

あ、そういえば言ってたかも…。
だって、一哉と結婚すると思ってたし…。けど、あのとき一哉に振られて、そこで部長に会って…

「でもまぁ…オトコいないんだったら、大丈夫か。」

部長がニヤッと笑った。

「オトコいない間は、俺が面倒見てやるよ。」

は?
オトコいない間ってどういう…?

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