俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
~青海隼斗side~
日本に帰ってきて最初に京都に帰って来た俺は、母親と祖母の墓参りをすませ、京都支店に顔を出し、ホテルのバーで久しぶりにひとり飲んでいた。
4月から神谷のために東京に戻ってくる予定になっていたのだが、サポート人員が足りなくて探していた。
もうあと1か月と少ししかないのであせっていたのだが、京都にいい人材がいるというので京都の部長と話し、本人に打診してみるということで話がついたとこだった。
ひとり飲みなんてしたら、昔を思い出す…。
京都という場所は俺にとってはかけがえのない場所だった。
楽しかった・・あの頃。
俺ももう29歳かぁ。
物思いにふけってたら、となりで男女が別れ話をしてるのに気づいた。
「けど…一哉…それは…」
「ほんまにもう無理やねん。俺。前も言ったけど、俺はお前が仕事ばっかりしてるのが耐えられへん。何度も言ったやろ?」
「一哉…。」
「じゃぁな…これ…家のカギ…。あとで荷物は送るから。俺のも送って。」
男の方がおもむろに立ち上がると、カギらしきものをテーブルの上に置き、振り返らずに去っていった。
女は途方にくれているようだったが、追いかけることはせず、マスターに追加でカクテルを頼んでいる。
日本に帰ってきて最初に京都に帰って来た俺は、母親と祖母の墓参りをすませ、京都支店に顔を出し、ホテルのバーで久しぶりにひとり飲んでいた。
4月から神谷のために東京に戻ってくる予定になっていたのだが、サポート人員が足りなくて探していた。
もうあと1か月と少ししかないのであせっていたのだが、京都にいい人材がいるというので京都の部長と話し、本人に打診してみるということで話がついたとこだった。
ひとり飲みなんてしたら、昔を思い出す…。
京都という場所は俺にとってはかけがえのない場所だった。
楽しかった・・あの頃。
俺ももう29歳かぁ。
物思いにふけってたら、となりで男女が別れ話をしてるのに気づいた。
「けど…一哉…それは…」
「ほんまにもう無理やねん。俺。前も言ったけど、俺はお前が仕事ばっかりしてるのが耐えられへん。何度も言ったやろ?」
「一哉…。」
「じゃぁな…これ…家のカギ…。あとで荷物は送るから。俺のも送って。」
男の方がおもむろに立ち上がると、カギらしきものをテーブルの上に置き、振り返らずに去っていった。
女は途方にくれているようだったが、追いかけることはせず、マスターに追加でカクテルを頼んでいる。