俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
~青海隼斗side~

天然タラシ。

橘を一言で言うならそういう女だ。
会社では橘に想いを寄せている男は多いだろう。

とりあえず話すとその魅力的な表情と目力が男の瞳を捉える。

けど本人はそれにまったく気づいてないからタチが悪い。
だから俺は常に橘に他の男が寄り付かないように見張ってなけりゃならない。

でも、なんでだろう。

コイツに男ができたら、俺はコイツのもとを去るはずだった。

最初からそのつもりだから、男ができるのを邪魔しちゃいけないのに…。
橘は結婚願望のある女だから俺とずっと付き合いつづけるわけにはいかないのに…。

だけど、離したくなくなってきたってわけだ。
こんなにカラダの相性のいい女ほかにいないから…

ずっと手元に置いておきたい。

だから、邪魔する。

毎週金曜日も絶対俺のマンションにこさせる。
他のやつと飲みになんて行かせねえ。

< 35 / 190 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop