俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~


「うん。だいたいわかった。ゆーちゃんの説明はわかりやすい。
俺が朝に上永部長と打ち合わせしてこの部分は変更になったから、ここのマニュアルはこっちに変えてもらっていいかな?」

「え?そうなの?上永部長っていなかったじゃん。」

「あ、それは、ゆーちゃん来る前に、上永部長が九州出張行く前に30分ほどしゃべったんだよ。」

「マジで?じゃぁ朝早かったのにゴメン!遅くまで。」

「いいっていいって。それより変更OK?でいいかな。そっちのほうが処理速度はやいからね。クライアントの心理的負担も少なくて済むじゃん。だから変更する。」

うーん。北斗ってやっぱりすごい…。

「恐れ入りました。マニュアルは明日中に変更しておく。」

「さ、じゃあ、今日はこのくらいにしようか?」

「うん。遅くなっちゃってほんとゴメンね。初日なのに。」

時計を見るともう8時だ。

「まあ俺もこんな時間慣れっこだけどねー。まだ早いほうかな?」

「だよね。この仕事やってたら時間なんてあってないようなもんっていうか…。」

北斗はグイッと両手を上にあげて伸びをした。

「はーっ。ゆーちゃん晩飯は?行く?」

「そうだね。明日もあるし、お酒なしで行こうか。」

「じゃあ、どっか連れてって。ガッツリ食べれる定食屋さんっぽいところ。俺、東京9年ぶりでさっぱりわかんないや。」

「そんなんいうけどわたしも9年ぶりに戻ってきたんだよ。あんまわかんないけど…駅前に定食屋さんあるからそこ行こうか。」

北斗と一緒に会社を出た。

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