俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~


「本日はメインのSE担当連れてきました。」

長谷川さんが神谷専務に北斗を紹介する。

名刺交換をする北斗。

そしてまたICLの担当営業女子の瞳がキランと輝くのがわかる。

北斗は名刺を渡しながら神谷専務に頭を下げた。

「メインはこれからサポートは橘で設計は私といった体制になります。末永くおつきあいよろしくお願いします。」

「おー。よろしく。」

神谷専務も北斗が気に入ったらしい。打ち合わせは着々と進んで行く。

「風波くん。どうだね?このあと。橘さんも一緒に。」

来た…いつものパターンだ。

「そうですね…。私も神谷専務とは一度…と思ってましたがあいにく明日朝早くから香港に出張なので、今日はちょっと失礼させていただきます。」

「そうか…風波くんは香港支社にいたんだよね。」

「はい。まだ引継ぎが中途半端でして…申し訳ありません。」

「わかった。仕方ないな。じゃぁまた風波くんがいいときに行きましょう。」

ほっ…。
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