パリで出逢った ソウルメイト
優一さんは立案書をまだ制作する前だし、
「美咲ちゃん! 
それは、まだ会社がOKも出してないから話しちゃあ ダメだよー。」

「あーそうだった!ゴメンなさ〜い!へへへ。」

「ホッチキスって…以前、僕が借りた芯なしホッチキスの事? 
あれ 良いよねー
もしフランスで売り出したら教えてねー」

「芯なしホッチキスってなんだ?
アンソニー、そんなに良い物なのか?」

「父さん、ホッチキスの芯はなく紙をパンチして開けた部分の一部が折り曲がって紙をまとまるんだ。

すごく面白いし、針金の芯を使わないから環境破壊の観点からみてもフランスやヨーロッパで売れると思うよ。」

「うーむ。 日本人の発想はスゴイなあ!
私も見てみたいなあ。」

「いや〜だから まだ会社のOKが まだなんですよ〜」
困り顔の優一。

「でも 優一、話を聞きたい会社があるからって強引に話し通せるかもしれないぞ!
明日中に立案書を、うちの親父に提出してさ〜
速攻で日本にGOサインもらおうぜ!」

 


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