パリで出逢った ソウルメイト
会議室を出ようとすると、親父から社長室に寄るよう言われ2人で社長室に入る。

「優一、今回は頼むな。とにかく完売して実績作れ。

それから、お前はこの後栄太君のところに挨拶しに行くんだよな。
栄太君ちへうちからの手土産だそうだ、
今朝、母さんから預かって来た。
一人娘のリサさんとの同棲を許してくれたんだ、
きちんと挨拶しろよ!」

「はい。手土産までありがとう。母さんにもお礼言っといて、リサの家で夕飯食べて来るけど、夜は実家に帰るからさ。
親父、オレはリサと結婚するよ。
リサの卒業したらすぐにでも結婚したいんだ!
まぁ、その事は母さんも交えてまた話しするわ!
じゃあ、リサんち行ってきます。」

「ああ、遅くなっても今日は帰って来いよ。
母さんが会いたがってるから。」

「うん。わかってる。じゃあ。」

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