パリで出逢った ソウルメイト
ゲートから出ると、パパ、ママ、美紀お義母さんが待っていた。
「優一!リサちゃん! こっちよ〜!」

「なんで お袋がいるんだよ!」

「エマさん達とリサちゃんをお迎えに来たの!
リフォームもまだ終わってないし、
今、アパートに仮住まいなんだけど、いつも鈴木家に皆んなで集まってるのよ!」

「はぁ〜? お袋、鈴木道場へ迷惑かけに行ってるのか? 」

「違うわよ! 優一君!
ママさん達は、合気道を習いにきてるの。
私の教室に他のお友達も5人も連れて来てくれて、賑やかにやってるわよ!」

「そのお友達がお孫さん達にも習わせたいと新規で小学生も増えたんだよ優一くん。」

「そうなのかお袋。 お義父さん!お袋達が迷惑な時は、ビシッと言って下さい。」

「わかったよ。優一君。ハハハ。」

「さて、優一を会社に降ろしてから私達は鈴木道場に帰るからお父さんと優一は仕事が終わったら鈴木道場へ来てね!
皆んなでご飯食べるから!」

「あぁわかった。親父と行く。
じゃあすみませんがお義父さん、会社までお願いできますか?」

「あぁ。会社へ直行して仕事なんて優一君も大変だなぁ。じゃあ行こうか。」

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