パリで出逢った ソウルメイト
オレの部屋では、今日の工場見学の話しで盛り上がっていた。

すると、何度も何度も美咲ちゃんのマナーモードの携帯が震えて出した。

「ゴメンなさい。友達から"あけおめ〜"のメールが入ってきてて…
あっ、雅也からもきた!
優一さん、リサ、
私さ雅也と話ししたいから、部屋に戻って電話してきて良いかなぁ?」

「もちろん。ごゆっくりどうぞ。」

「うん。 パーティーの時間になったら部屋まで迎えに行くね。
雅也さんに、私からも明けましておめでとうって伝えてネ。」

「うん。ありがとう。じゃあまたあとで!」

美咲が部屋を出て行くと、
何やら優一さんが、考え込んでいた。

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