オレンジ色のお姫様



優希、貴音、佐藤、山根、ヒロへと順調にバトンが渡っていき


妃にバトンが渡り、走り始めると

周りが一気にざわつき始めた


「ちょ、姫ちゃん速すぎない...!?」

「姫ちゃん凄い...!」

と、クラスメイトの声まで聞こえた


こ、こんな速かったか...?と俺まで驚いてしまうくらいどんどん俺に近付いてくる妃


「海世くん!」


妃はそう言って、俺にバトンを差し出した

妃からバトンを受け取ると、俺も一気にコースを駆け抜ける




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