AS
痛くて
どうにもならない、


全てを詰まらせる、


脳の窒息感覚。

絶えがたい孤独感。


意識の死を望むまで
追い詰めてくる

カンジョウの魔物。


そんな状況があったとき

過去のわたしは

ひたすら

飲み、

泣き、

わめき、


人肌を

無理矢理にでも
求めたりした。


自分のカラダを
「粗末」に
扱っている感覚は
むしろ皆無で、


ひたすら
自分の「存在」の


唯一確証が感じられる


そんな感覚だった。
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