HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
可愛い我が娘の莉緒を目の前にして逸るキモチを抑えられないのは理解しているけど。
初対面で言われると、さすがの莉緒も。

「いいよ…りお、パパほしいとおもってたから・・・「キュアリン」の次にウサたん、スキだから…」

「えっ?いいの??莉緒ちゃんのパパになっても…」

「莉緒!?」

「じゃ莉緒ちゃんも一緒に宇佐美莉緒になろう…」
充斗は莉緒の反応を素直に喜んでいた。

「りおもうさたんになるの?ヤッター!!ママ」
万歳して充斗と喜び合う。
「莉緒…」

「葵…早く結婚して四年間の月日を取り戻すぞ…」
「私の罪の意識も薄れます…良かった…こうして三人で仲良くできる来る日が来て」

柏原さんは目に溢れる涙をハンカチで押えて喜んだ。複雑に考えてる私がまるで馬鹿みたい。
充斗と莉緒は数分で打ち解け、仲良くしていた。
充斗に似てる莉緒。こうして見ているとパパと娘にしか見えない。




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