HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
周防さんから一方的に見合いを申し込まれ、彼女の策略に利用出来ないと分かれば、破談にされてしまった。
俺は周防さんに振り回されてばかり。
「俺以外に男の影は本当に見えないのか?」
「見えないから…私だって…弁解出来ないのよ…」
「それは非常にマズいですね…社長」
俺の脇で眞白の話を訊いていた柏原がポツリと呟く。
葵と莉緒のコトを思ってのコトだろう。
俺だって…二人のコトを考えるとこれは柏原と同じマズいと思う。
「どうすればいい?眞白」
「私が周防さんに会って…充斗の状況を説明して、何とかして貰うわ」
「ありがとう…眞白」
「何だか…充斗…少し見ない間に顔が優しくなったわね…」
「えっ?あ…そうか?」
「・・・じゃとりあえず…充斗には伝えたから…」
「周防さんは東亜に入院してるのか?」
「ううん…『清友会』よ…」
「高木院長の病院か…なら、俺の口から説明してもいいな…柏原…」
「そうですね…」
「じゃ、自分の口で説明する?」
「あぁ」
「そう…じゃ頑張ってね…」
俺は周防さんに振り回されてばかり。
「俺以外に男の影は本当に見えないのか?」
「見えないから…私だって…弁解出来ないのよ…」
「それは非常にマズいですね…社長」
俺の脇で眞白の話を訊いていた柏原がポツリと呟く。
葵と莉緒のコトを思ってのコトだろう。
俺だって…二人のコトを考えるとこれは柏原と同じマズいと思う。
「どうすればいい?眞白」
「私が周防さんに会って…充斗の状況を説明して、何とかして貰うわ」
「ありがとう…眞白」
「何だか…充斗…少し見ない間に顔が優しくなったわね…」
「えっ?あ…そうか?」
「・・・じゃとりあえず…充斗には伝えたから…」
「周防さんは東亜に入院してるのか?」
「ううん…『清友会』よ…」
「高木院長の病院か…なら、俺の口から説明してもいいな…柏原…」
「そうですね…」
「じゃ、自分の口で説明する?」
「あぁ」
「そう…じゃ頑張ってね…」