HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
『清友会総合病院』

俺と柏原にとってはお馴染みの病院。
まずは院長室を訊ね、周防さんの容体を訊いた。
「周防さんに会いに来たのか?宇佐美社長」
「あぁ」

「噂を知っているよな…」

「知ってる…」
高木院長のご存知だった。何処まで広がってんだ。
「言っとくが、大きな誤解だ。俺が父親じゃない…先に言っておく」

俺は強い口調で高木院長に弁解した。
「分かってる…瑠生さんから訊いている・・・宇佐美社長にもシークレットベビーが居たと。それも相手の女性は俺達の挙式を担当している 『ジュテーム東京』のウエディングプランナーの水瀬さんだと」

「そうなんだ…実は俺と彼女は昔交際していて…」

「…ハワイの教会で落ち合って挙式するはずだったのに…宇佐美社長は来なかった…」


「どうしてそこまで知ってるんですか?」

「水瀬さんからそんな経験をしたと俺と瑞希に話をしてくれた…」

「・・・俺を酷い男だと思ってますよね…」

「俺だって酷い男だ…亡くなった許婚の女性の妹と結婚した男だ」

「そうでしたね…」

「でも、まぁ―宇佐美社長の上かな?」

俺と同じだと言っておいて、後から貶めす高木院長。

「貴方って意外と意地悪ですね…」

「ははっ」

「宇佐美社長…コーヒーをどうぞ」

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