HONEYBEE(2)~ハイスぺ社長と二度目のウエディングベル~
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「ママ、てっかまきとって」
「はいはい」
莉緒が回転寿司に行くと真っ先に食べるのは鉄火巻き。
莉緒には鉄火巻き、自分用には大好きな甘海老を手に取った。
「いただきます・・・」
久しぶりに食べるお寿司に莉緒は満面の笑みを浮かべた。
「ママ、おいちぃ」
「そう?良かった」
「ママもエビおいちぃ?」
「うん、美味しいわよ…二人で頑張って沢山たべましょう」
「うん」
「こんどはコーンがいい…」
「分かった…」
通路を挟み、私達の隣のテーブルに腰を下ろそうと一人のスーツ姿の男性が来た。
「貴方は葵さん?」
「柏原さん!?」
「ママ、このおじちゃん、だれ?」
「ん、あ…ママの知り合いよ…」
偶然とはいえ、「らく寿司」で柏原さんと鉢合わせするなんて。
「ママ、てっかまきとって」
「はいはい」
莉緒が回転寿司に行くと真っ先に食べるのは鉄火巻き。
莉緒には鉄火巻き、自分用には大好きな甘海老を手に取った。
「いただきます・・・」
久しぶりに食べるお寿司に莉緒は満面の笑みを浮かべた。
「ママ、おいちぃ」
「そう?良かった」
「ママもエビおいちぃ?」
「うん、美味しいわよ…二人で頑張って沢山たべましょう」
「うん」
「こんどはコーンがいい…」
「分かった…」
通路を挟み、私達の隣のテーブルに腰を下ろそうと一人のスーツ姿の男性が来た。
「貴方は葵さん?」
「柏原さん!?」
「ママ、このおじちゃん、だれ?」
「ん、あ…ママの知り合いよ…」
偶然とはいえ、「らく寿司」で柏原さんと鉢合わせするなんて。