オフィスラブはじまってました
そして、
「甘いものがついてないときはどうするんだ?」
とひなとに訊いてきた。
ひなとが答える前に、瑠美子が、
「あとで自分でお菓子食べて補完するのに決まってるでしょ」
と藤田に答える。
女性陣に男ひとりだけで混ざっていた藤田がみんなに甘いものの重要性について説かれているのを見ながら、ひなとはスマホで時間を確認した。
そろそろ戻る時間だな。
トイレ行っとこっと、と立ち上がると、
「あ、私も」
と真希子もついて立ち上がる。
ふたりで真っ白な壁の続く廊下を歩きながら、
「こんなところのトイレってどんなのだろうね」
と話していたとき、先にある広い空間を横切る数人の女性たちが見えた。
あれっ?
今の、ヒムラさんのお母さんでは……と思ったが、それより気になる人がいた。
柚月の母のあとにつづいて行った藤色の細身のスーツに、落ち着いた品の良い同色の帽子を手にしていた小柄な女性。
今のはまさか……。
「甘いものがついてないときはどうするんだ?」
とひなとに訊いてきた。
ひなとが答える前に、瑠美子が、
「あとで自分でお菓子食べて補完するのに決まってるでしょ」
と藤田に答える。
女性陣に男ひとりだけで混ざっていた藤田がみんなに甘いものの重要性について説かれているのを見ながら、ひなとはスマホで時間を確認した。
そろそろ戻る時間だな。
トイレ行っとこっと、と立ち上がると、
「あ、私も」
と真希子もついて立ち上がる。
ふたりで真っ白な壁の続く廊下を歩きながら、
「こんなところのトイレってどんなのだろうね」
と話していたとき、先にある広い空間を横切る数人の女性たちが見えた。
あれっ?
今の、ヒムラさんのお母さんでは……と思ったが、それより気になる人がいた。
柚月の母のあとにつづいて行った藤色の細身のスーツに、落ち着いた品の良い同色の帽子を手にしていた小柄な女性。
今のはまさか……。