オフィスラブはじまってました
「いや、つり輪でもいいのかもしれないけど。
つり輪って言うと、どっちかって言うと、これでしょっ!」
と彼女は、ぐい、と両手を引き下げ、むんっ、と上体を上に突き上げて見せる。
つり輪の演技のようだった。
「お疲れ様ー」
とちょうどそのとき、萩谷雅士が彼女の後ろからやってきた。
「お疲れー」
とひなとが言うと、彼女は慌てて振り向き、
「あっ、萩谷くんっ。
お疲れ様っ」
と赤くなって挨拶したあとで、
「ちょっと、あんた、なにやらせんのよっ」
と小声でひなとに文句を言ってくる。
やらせてません……、とひなとが苦笑いしたとき、雅士が、
「ひなと、ちょうどよかった。
遅れてすまん」
と今、取りに行こうと思っていた書類をくれた。
部の分、全部まとめて持ってきてくれたようだ。
つり輪って言うと、どっちかって言うと、これでしょっ!」
と彼女は、ぐい、と両手を引き下げ、むんっ、と上体を上に突き上げて見せる。
つり輪の演技のようだった。
「お疲れ様ー」
とちょうどそのとき、萩谷雅士が彼女の後ろからやってきた。
「お疲れー」
とひなとが言うと、彼女は慌てて振り向き、
「あっ、萩谷くんっ。
お疲れ様っ」
と赤くなって挨拶したあとで、
「ちょっと、あんた、なにやらせんのよっ」
と小声でひなとに文句を言ってくる。
やらせてません……、とひなとが苦笑いしたとき、雅士が、
「ひなと、ちょうどよかった。
遅れてすまん」
と今、取りに行こうと思っていた書類をくれた。
部の分、全部まとめて持ってきてくれたようだ。