オフィスラブはじまってました
「着替えたあとは、すぐに、ぐっすり寝られて。
 いい夢みられるんですけどね~。

 あ、でも、今日は……」
と言いかけ、ひなとはやめる。

「なになに、なんの夢見たの?」
と水橋が突っ込んで訊いていた。

「いえ……、草野球の夢を」
と言って、ひなとは何故か、チラとこちらを見る。

 何故、そこで俺を見る、と柚月は思った。

「なにそれ、全然色っぽくないね~」
と水橋は笑っていたが、なんとなく気になった。

 だが、みんなの興味は、もう201号室に戻っていた。
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