オフィスラブはじまってました
「ご家族の健康を考えてのことなんでしょうね」
とひなとは言った。

「いや、ほんとよくやってくれてます、澄子は」
と言いながら、秀継は美味しそうにカップ麺を食べていた。

「……なんでだろうね。
 もっと美味しいと思われるものを食べてても、カップ麺の匂いを嗅ぐと食べたくなるのは」

 そう入野が呟く。

 全員が立ち上がり、部屋に行って、カップ麺をとってきた。

 秀継が笑う。

「さすが皆さん、家に常備してあるんですね」
と言う秀継に、ひなとは、

「台風のときとか、あると助かりますしね」
と言ったが、秀継の家にはないのだと言う。
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