はつ恋。
「有馬くん」


私が名前を呼ぶと、有馬くんはこっちを見てくれた。


――パシャ。


ばっちり撮れた。


「また盗撮」

「今のは盗撮じゃないよ。しかも、ちゃんと後で見せるよ」


だってそうしないと心臓が持たないもん。


「楽しみにしてる」

「うん」


そして、あっという間に夢の時間は終わった。

もう1回と言いたいところだけど、混んでるし、やっぱりお腹が空いちゃってるから止めておく。


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