桜色に染まる。

新たな声が、加わった。

そんなふたりが、一緒に飲み枠を開くことになった。

2人とも、カラオケが好きで、交互に歌いながら枠を進めていく。

私はあまり家ではアプリを開けない状態だったので、本当に一瞬しか顔を出せなかった。

そして翌日。
前回のリア凸友達と会うことになっていた。

また、場所はカラオケ。
地元の地元。
本当にと田舎たから、地元が近くなきゃ会えない。
だから私は、特にリア凸をしようと思っていなかったが、彼女はすごく近くに住んでいて、車で来てもらえることになった。

またまたカラオケ。
お互い少しだけ自分の話をしつつ、枠を始める。
そんな時、彼はやってきた。
そう……新しく私の心を桜色に染めあげていく彼が。