【短編】コイイロ世界

足を止め、私の声に気づいた恭が振り返る。

「…未月…」

少しばかり目を見開き、私を見つめる恭


しかしそれもつかの間、

恭は私からスッと顔を逸らし、また歩き始めた。

私は声を出しかけ、唇を噛み締めた。



そして



バッ!!


恭の後ろ姿に抱き着いていた。


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