同じ季節が何度来ても
2人の時間
前なら、通学電車で距離置いていた私達、けど今は隼人が隣にいる。

私も嬉しくて、ずっと手を繋いでお互い降りるところまで、一緒。


学校にいてもメールでやり取りしている。

私は隼人が気になるから私が一方的にメールをしてる、だけど隼人は毎回ちゃんと返してくれる。

「柚月〜なにしてんの?」

親友のあいが訪ねてきたのだ。

「隼人とメールしてる」


「彼氏かぁ〜いいなぁ」

「あいも頑張って」


私はひと事のように言ったのだ。


今日は午後から授業が休みで午後から隼人と会う約束をしている。


「隼人」

「おう、柚月」

「あ、隼人お昼食べた?」

「うん、軽食だけどな」

「食べたならよかった」


「柚月、そんなに俺が心配か?」

「心配だよ、彼氏を心配したらだめ?」


「ダメじゃないけど、なんか不安で」

「私なら大丈夫だから…ね。」



隼人との時間が残りわずかというとこを
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