ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜2
 サランティーナ王妃の瞳は、エリナの向こう側にあるなにかを見つめている。

(こわっ! コスプレオタクのような匂いを感じる!)

「にゃんにゃんちゃんに……エリナを可愛いにゃんにゃんちゃんにして……」

「母上、しっかりなさってください!」

 フランシスが創作の国に旅立ちそうな王妃を現実に引き戻した。

「一国の王妃が口元から涎を溢さないでください。朝の爽やかな雰囲気が台無しですよ」

「……いけない、わたしの中の芸術魂が深淵で目覚めてしまったみたいだわ」

 エリナは(朝だけに、目覚めた?)と心の中で突っ込む。そして、その魂にはなにやら不穏なものを感じるので、おとなしく寝かせておいて欲しいなと思った。
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