【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
フッと笑った気配に、ついつい私は勢いよく振り向いてしまった。
「あ、怒った顔もやっぱり可愛い」
……自分の意思の弱さに呆れる。
「からかわないでよ……」
「俺に反応してくれんのが嬉しいんだからしょうがないだろ」
私はすぐに黒板に視線を戻そうとした。
それなのに、頬杖をついた蓮くんが、私の制服の袖口をちょんっと引っ張ってくる。
「……な、なに?」
「ん? 構いたくて仕方ないってやつ」
ダメだ……。
回避してるつもりがすっかり蓮くんのペース。
そして……