【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります


「そんなのわかってたでしょ?」


お見通しって顔を向けくる蓮くんは、クスッと楽しげに笑みをもらした。


「も、もう……っ、いきなりビックリするでしょ!」

「って言われても、もっと近い方がいいからしょうがないだろ?」


反論も虚しく、すぐに言い返される。


「今だってもう近すぎるってば……っ」


ゆっくりと上半身を起こした蓮くんの綺麗な顔があまりにも近くて、心臓がドキドキ音をたてる。


「ぜんぜん足んない。明日からは上に乗っかって起こしてよ」

「えっ、蓮くんに乗る……!?」


突拍子もない発言に冷や汗でも吹きそうになる。

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