あなたが私を選んだ理由に、断固異議あり!
*
そんなある日のことだった。
その日も樹生さんは仕事でちょっと遅くなるからってことで、私は、地下鉄に向かって一人で歩いていた。
「東條奈美さん…」
不意に名前を呼ばれ、顔をあげたらそこにいたのはいかにもベリーヒルズにお似合いなゴージャスで美しい女性。
誰なんだろう?その顔に見覚えはなかった。
「東條奈美さん…ですわよね?」
「は、はい、そうですが…」
「初めまして、私、二階堂麗華と申します。
樹生さんとは懇意にさせていただいているんですよ。」
樹生さんの知り合いの人か…
そうわかったら、急に緊張がほぐれた。
「そうでしたか。
初めまして。東條奈美です。
主人がいつもお世話になっております。」
その時、一瞬、二階堂さんの目がきらりと光ったような気がした。
「よろしければ、お茶でもいかがですか?」
「え……そ、そうですね…」
初対面の人とふたりっきりでお茶なんてちょっと気まずいけど、断るのもなんだよね。
もしも、樹生さんの仕事関係の人だったら、悪い印象を与えてしまうかもしれないし。
そう思って、私はその誘いを受けることにした。
そんなある日のことだった。
その日も樹生さんは仕事でちょっと遅くなるからってことで、私は、地下鉄に向かって一人で歩いていた。
「東條奈美さん…」
不意に名前を呼ばれ、顔をあげたらそこにいたのはいかにもベリーヒルズにお似合いなゴージャスで美しい女性。
誰なんだろう?その顔に見覚えはなかった。
「東條奈美さん…ですわよね?」
「は、はい、そうですが…」
「初めまして、私、二階堂麗華と申します。
樹生さんとは懇意にさせていただいているんですよ。」
樹生さんの知り合いの人か…
そうわかったら、急に緊張がほぐれた。
「そうでしたか。
初めまして。東條奈美です。
主人がいつもお世話になっております。」
その時、一瞬、二階堂さんの目がきらりと光ったような気がした。
「よろしければ、お茶でもいかがですか?」
「え……そ、そうですね…」
初対面の人とふたりっきりでお茶なんてちょっと気まずいけど、断るのもなんだよね。
もしも、樹生さんの仕事関係の人だったら、悪い印象を与えてしまうかもしれないし。
そう思って、私はその誘いを受けることにした。