あなたが私を選んだ理由に、断固異議あり!




「今日は、田中さんの歓迎会をするから、時間のある者はぜひ参加してくれ。」

オフィスに戻ったら、突然、東條さんがそんなことを言うからびっくりしてしまった。



「……そういうわけだから。」

「あ、ありがとうございます!」

「急なことだし、ちょうど忙しい時期だからたいしたことは出来ないけど、顔合わせみたいなもんだから。」

「は、はい。」

歓迎会は、5時から会議室でってことだった。
ピザとかちょっとしたケータリングでも出してくれるのかな。
それでも十分ありがたいよ。
私なんかのために、歓迎会までやってくれるなんて。



「私はもちろん参加するからね。」

「ありがとう。」

相田さんがそう言ってくれて、なんだかほっとした。
まさか、誰も来てくれないなんてことはないだろうけど、忙しいらしいから、ちょっとしか来てくれないかもしれないよね。
というか、私がセレブじゃないから、来てもらえないってこともないとは限らないし。
なんせ、相田さんにはすぐにバレたんだから、他の人ももうすでにわかってるはずだし。
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