あなたが私を選んだ理由に、断固異議あり!
「おめでとうございます!」
誰かの一声で、まわりから拍手の渦が起きて…
「ありがとう!」
そう言って、東條さんは私の隣に来て、肩を抱いた。
えーーーっ!?
私は、東條さんの横顔を見ながら、動くことさえ出来ないでいた。
東條さん…一体どうしてそんな嘘を…
怖いんですけど。
*
「田中さん、酷いじゃない。
どうして隠してたのよ。」
相田さんはかなり機嫌が悪そうだ。
そりゃそうだよね。
ついさっき、庶民友達になったばかりだもの。
それなのに、東條さんのせいで、こんなことになって…
「あの…えーっと……」
なんて返事をすれば良いのかわからない。
とにかく、東條さんと話をしなくちゃと思うんだけど、東條さんのまわりには社員さんがたくさん集まってて近寄れない。
「あんなお店に連れて行って、もしかして、引いてた?」
「そ、そんなことはありません!
私は庶民ですから。」
「でも、社長ともうじき結婚するんでしょ?
そしたら、セレブじゃない。」
「い、いえ…結婚はまだっていうか、多分、無理なんじゃないかなぁ~…なんて。」
私はわけもなく笑った。
こういう時は笑うしかない。
誰かの一声で、まわりから拍手の渦が起きて…
「ありがとう!」
そう言って、東條さんは私の隣に来て、肩を抱いた。
えーーーっ!?
私は、東條さんの横顔を見ながら、動くことさえ出来ないでいた。
東條さん…一体どうしてそんな嘘を…
怖いんですけど。
*
「田中さん、酷いじゃない。
どうして隠してたのよ。」
相田さんはかなり機嫌が悪そうだ。
そりゃそうだよね。
ついさっき、庶民友達になったばかりだもの。
それなのに、東條さんのせいで、こんなことになって…
「あの…えーっと……」
なんて返事をすれば良いのかわからない。
とにかく、東條さんと話をしなくちゃと思うんだけど、東條さんのまわりには社員さんがたくさん集まってて近寄れない。
「あんなお店に連れて行って、もしかして、引いてた?」
「そ、そんなことはありません!
私は庶民ですから。」
「でも、社長ともうじき結婚するんでしょ?
そしたら、セレブじゃない。」
「い、いえ…結婚はまだっていうか、多分、無理なんじゃないかなぁ~…なんて。」
私はわけもなく笑った。
こういう時は笑うしかない。