あなたが私を選んだ理由に、断固異議あり!
その時、私のお腹が鳴った。
まずは何か食べよう。



(うん、大丈夫!)



リビングには、お母さんがいて、テレビを見てた。



「お母さん、何かたべるものある?」

「あら、出てきたのね。
まぁ、本当に酷い顔。」

お母さんは、私の顔を見てくすくす笑う。



「お母さん、オムライス作ってよ。」

「はいはい。」

食べるのはなんでも良かったはずなんだけど、なぜだか私はオムライスをリクエストしていた。
確かに、お母さんの作るオムライスは美味しいし。



「あ、お姉ちゃん達、やっぱり引っ越すみたいよ。」

「え?そうなの?」

「遠くなったら、なかなか会えなくなるわねぇ。」

姉は三年前に結婚して家を出た。
旦那さんの拓郎さんはとても優しくて良い人なんだけど、最近は仕事がほとんどないみたい。
確か、イラストかデザインの仕事をやってて、結婚を機に独立したんだけど、うまくいかなかったみたい。
そんなわけで、お姉ちゃんは割と経済的に苦労してるようだ。
家賃の安い郊外への引っ越しを考えてたみたいだけど、ついに決断したんだな。

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