後輩×先輩



お兄ちゃんは知ってたんだね・・・


「でもね、精一杯応援することにしたの

三浦先輩が行きたい道を、行ってもらいたい」

「陽菜・・・」


顔を上げると、お兄ちゃんは泣きそうな顔をしていて

心配してくれてる・・・


「俺は側にいるから」

「・・・うん」


お兄ちゃんはそう言って、優しく私を抱き締めた



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