平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
そう思ったリズは、よく分からないけど心地良くて笑った。ジェド相手に一本取ってやった気分でいたのだが、ふと、じっと見ているカルロの視線に気づいた。
ハタと他人の目を考えさせられた。
――異性の顔を掴むなんて、私、一体何をやっているの。
これまでの自分だったら、あり得ないことでリズは大変恥ずかしくなった。ここしばらく、男だけしかいない獣騎士団にいたせいだろうか?
恥じらって、ジェドの顔からパッと手を離した。もう恋人役なんてしなくてもいいのに、あろうことか団長様の顔に触れるだなんて……。
と思ったところで、リズは重大なことを忘れていたのに気づいた。
「あ、――あああぁあぁ! 殿下に〝ふり〟だって教えるの忘れてたっ」
どうしよう。さすがに陛下の方へ頼んで、勝手に婚約を進めたりなんてしないわよね? 団長様も考えてくれているだろうし、大丈夫よね?
そう心配する彼女は、ジェドが同じタイミングで我に返り、悔しそうにしていること気づかなかった。
「くそっ、タイミングを掴んで告白するつもりだったのに、逃した……!」
ハタと他人の目を考えさせられた。
――異性の顔を掴むなんて、私、一体何をやっているの。
これまでの自分だったら、あり得ないことでリズは大変恥ずかしくなった。ここしばらく、男だけしかいない獣騎士団にいたせいだろうか?
恥じらって、ジェドの顔からパッと手を離した。もう恋人役なんてしなくてもいいのに、あろうことか団長様の顔に触れるだなんて……。
と思ったところで、リズは重大なことを忘れていたのに気づいた。
「あ、――あああぁあぁ! 殿下に〝ふり〟だって教えるの忘れてたっ」
どうしよう。さすがに陛下の方へ頼んで、勝手に婚約を進めたりなんてしないわよね? 団長様も考えてくれているだろうし、大丈夫よね?
そう心配する彼女は、ジェドが同じタイミングで我に返り、悔しそうにしていること気づかなかった。
「くそっ、タイミングを掴んで告白するつもりだったのに、逃した……!」