ガロ制圧。
時間転轍機
[時間転轍機]

アーシュベルク王国の王都の近くに現れた物体は金属の数百メートルほどの白銀色の巨大船であった。
時間転轍機の出現後周囲数十キロの化学反応エネルギーが引き上げられる。

ティモテ姫は眩暈を覚えながら兵士が向かった時間転轍機を数キロ離れて観察していた。これがこの時代に由来するものでないことは明確。この眩暈も脳の神経細胞に帯電したシナプスの過剰電流によるもの。魔術師が魔術で治癒し治癒した人間が持ち場に復帰する。

王都は混乱していた。喧嘩や火災が方々で見られるが時間転轍機こそが要衝に過ぎぬ。何よりもティモテ姫も今回人員が少ないのだから。

ガロが保持していた重力爆弾が数十発点火される。時間転轍機の周囲で。
凄まじい閃光であった。

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