溺愛確定 冷徹御曹司とのお見合い事情
ただ、それを言ったところで何かが変わるわけでもないし、確証はないので笑顔で首を横に振り、腰掛けながら話題を変える。
「ここのアフタヌーンティーはサンドイッチにスコーン、パストリーが乗った三段で有名みたいですよ。あとは特製のブレンド紅茶が有名みたいで、私、これ飲んだんですけど美味しかったです。もう一杯飲もうかな」
メニュー表を手に取り、最後の方は独り言のように呟くと、湊さんはフッと小さく笑ってから隣に腰掛けた。
「ケーキも美味しそうだぞ」
湊さんが私からメニュー表を取り、目を通していく。
「湊さんもケーキ食べますか?」
「俺はアフタヌーンティーで十分だ。それに」
湊さんは私を横目で見ると体をこちらに寄せ、メニュー表で永井さんに見えないように顔を隠しながら耳元でささやいた。
「いちばん欲しいのは絵麻だから」
「……っ!?」
意味を理解した途端に大きく跳ねた鼓動がみるみるうちに全身に熱を帯びさせる。
真っ赤になっているであろう顔を隠すように湊さんの手元からメニュー表を奪うようにして取り、顔を覆う。
「いちゃつくのはおふたりだけの時にしていただけますか?」
「ここのアフタヌーンティーはサンドイッチにスコーン、パストリーが乗った三段で有名みたいですよ。あとは特製のブレンド紅茶が有名みたいで、私、これ飲んだんですけど美味しかったです。もう一杯飲もうかな」
メニュー表を手に取り、最後の方は独り言のように呟くと、湊さんはフッと小さく笑ってから隣に腰掛けた。
「ケーキも美味しそうだぞ」
湊さんが私からメニュー表を取り、目を通していく。
「湊さんもケーキ食べますか?」
「俺はアフタヌーンティーで十分だ。それに」
湊さんは私を横目で見ると体をこちらに寄せ、メニュー表で永井さんに見えないように顔を隠しながら耳元でささやいた。
「いちばん欲しいのは絵麻だから」
「……っ!?」
意味を理解した途端に大きく跳ねた鼓動がみるみるうちに全身に熱を帯びさせる。
真っ赤になっているであろう顔を隠すように湊さんの手元からメニュー表を奪うようにして取り、顔を覆う。
「いちゃつくのはおふたりだけの時にしていただけますか?」