溺愛確定 冷徹御曹司とのお見合い事情
指折り数えるようにして言った吉池さんは折った指を全て広げ、首を小さく横に振ってから続けた。
「俺にはありがたいことに告白してくれる女性も、見合い話もよく舞い込んで来る。が、一度としてこの人だとは思わなかった。なぜだか分かるか?」
「好みのタイプじゃなかったから、ですよね?」
話の流れからそう答えると、吉池さんは大きく頷き、また私を真っ直ぐに見ながら話す。
「きみなんだよ。俺の直感が働いたのは」
「そう、なんですかね?」
嫌な気はしないけど、どうにも信じ難くて疑問形になってしまった。
「不愉快か?」
「あ、いえ、そうではなくて、ちょっとピンとこないと言いますか…そもそも吉池さんのお見合い相手が実は別な方だった、ということはないですか?」
確認してみるも、吉池さんは質問に質問で返してくる。
「きみは相手が俺だと知っていたら会ったか?」
「俺にはありがたいことに告白してくれる女性も、見合い話もよく舞い込んで来る。が、一度としてこの人だとは思わなかった。なぜだか分かるか?」
「好みのタイプじゃなかったから、ですよね?」
話の流れからそう答えると、吉池さんは大きく頷き、また私を真っ直ぐに見ながら話す。
「きみなんだよ。俺の直感が働いたのは」
「そう、なんですかね?」
嫌な気はしないけど、どうにも信じ難くて疑問形になってしまった。
「不愉快か?」
「あ、いえ、そうではなくて、ちょっとピンとこないと言いますか…そもそも吉池さんのお見合い相手が実は別な方だった、ということはないですか?」
確認してみるも、吉池さんは質問に質問で返してくる。
「きみは相手が俺だと知っていたら会ったか?」