溺愛確定 冷徹御曹司とのお見合い事情

センターテーブルの前に吉池さんと並んで腰掛け、ピザを食べながら大画面でアクション映画を見る。

初めこそ、並んで座っているだけなのに、ドキドキした。

でも映画の本編が始まれば互いに画面に集中し、優れた音響設備が映画館にいるような気分にさせてくれる。

痛快なアクションシーン、笑いを誘うコミカルな言い回し、豪華なキャストも最高で、久しぶりに食べるピザも美味しく、非日常の世界を2時間弱、楽しませてもらった。


「映画、すっごく面白かったです!他にもオススメありますか?」


部屋の明るさを元に戻しに立った吉池さんに興奮気味に言う。


「そうだな。例えば」


吉池さんは灯りを調整するなり、ディスクの並べられた棚から何本か選んで持って来てくれた。


「どれも見たことないものばかりです」


ブルーレイディスクを手に取りながら吉池さんに確認を取る。


「今度見てもいいですか?」

「あぁ。構わないよ。ただし、新作は一緒に見よう。映画館に行くのもいいな。映画はひとりで見るタイプか?」


聞かれて首を横に振る。


「映画を見た後は感想を言い合いたいので誰かと一緒に行きたいタイプです」


そう答えてからディスクを吉池さんの手に戻し、テーブルの上の片付けを始める。


「吉池さんは?」


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