許されない好き。
次の日も、その次の日もこの道を通る彼女。
俺は毎日、花束などを木の下に置いておく。
その度に毎回受け取ってくれる。
可愛い…
そんなある日
彼女が今日も通り過ぎて行く。
そう思っていたのに、
ストン
は?
座った…?
え、なんで、
戸惑う俺に彼女は言った。
いや、独り言のようにつぶやいた。
「ありがとう。
オオカミさんって優しいんだね。」
そんな君に好きって言ったらどうなる?
話せなくなる?
見れなくなる…?
そう考えたら怖くて、話せなかった。